――プラーナって何ですか?
塩澤 「生きている気」としか言いようがないなあ。生気。それがプラーナ です。 インドの正式な名前はとても素敵で「プラーナヴァーユ」。直訳すると「生命を運ぶ風」という意味です。
――プラーナには、風の感覚があるということですか?
塩澤 あります。ですからハタヨーガというのは、風とともに行くヨーガです。体を流れる風、宇宙を流れる風に乗ります。
――その風が「生命の気」、生気であると。 生命のエネルギーが「風のような感覚」として実感できるようになるのですか?
塩澤 もちろんです!全身に風の渡る感覚が出てきます。その生命の風に乗って、どこまでも行くのがハタヨーガです。(中略)ですから呼吸をどこまでも微細にしていけば、その息で最後まで行けるのです。 呼吸は心の乗り物です。 これがハタヨーガの基本の立ち位置です。
書籍『いのちが目覚める 原初のヨーガ」(塩澤賢一・著 新泉社) P98〜P99より抜粋。
(書、塩澤 賢一)
