ここでもうひとつ言っておきたいのは、ラマナ・マハリシの「死の体験は、ハタ・ヨーガの技術でいうところの「シャバアーサナ(屍の姿勢)」の完成したものであり、「ケーワラクンバカ(呼吸の自然な停止)」である、ということです。
仰向けで床に横たわるシャバアーサナは、現代のヨガでもリラクゼーションの方法としておこなわれていますが、じつはこれほど奥の深いアーサナもありません。リラックスのあまり、そのまま寝てしまう人も多い姿勢ですが、それでも体のどこかは必ず緊張しているので、それらをすべて抜いていく必要があるのです。
仰向けで床に横たわるシャバアーサナは、現代のヨガでもリラクゼーションの方法としておこなわれていますが、じつはこれほど奥の深いアーサナもありません。リラックスのあまり、そのまま寝てしまう人も多い姿勢ですが、それでも体のどこかは必ず緊張しているので、それらをすべて抜いていく必要があるのです。
シャバアーサナは高度な瞑想技法であり、全身が完全に弛緩すると、地面から浮く感覚が得られます。「重力からの解放」という表現がぴったりで、深い気づきが訪れるのです。
書籍『いのちが目覚める 原初のヨーガ」(塩澤賢一・著 新泉社) P22〜P23より抜粋。
写真:ラマナ・マハリシ
